松ヶ崎を守るには、
■■ 私たちは、何をするべきか?
■ 松ヶ崎自主防災会・地区防災計画策定支援・講演会
■ 2025年6月26日<木>自主防災会松ヶ崎学区防災セミナー・19時〜左京区役所2階AB
■ 行政出席者
■ 左京区役所:森本区長、船木副区長
■ 左京区役所地域力推進室:松浦課長、吉田まちづくり協働コーディネーター、中出係長、北藤さま
■ 左京消防署(修学院):自主防担当:植田さま<代理>
■ 京都市役所:防災危機管理室3名、地域自治推進室1名
■ 各種団体出席者
■ 松ヶ崎自治連合会
■ 松ヶ崎市政協力委員会
■ 松ヶ崎消防分団
■ 松ヶ崎自主防災会
■ 松ヶ崎民生児童委員会
■ 松ヶ崎交通安全会
■ 松ヶ崎学校運営協議会
■ 松ヶ崎防犯推進委員会
■ ■ 防災講和:近年の大災害から考える防災・減災対策
■ アドバイザー石原先生 説明:50分、質疑応答:10分
<阪神・淡路大震災と能登半島地震+水害の資料と動画を交えて解説をお聞きする>
■ 防災講話(アドバイザー石原先生)
■ 災害はすべて違う顔を持っていると言っていい。今までの災害はどういう特徴があり、対応をしてきたかを振り返ることが今後の防災においても重要である。そして松ヶ崎地区固有の特徴や課題を踏まえた対策について考えていきたい。
■ 防災・復興においては災害を知り、自分を知り、地域を知ることが重要である。
■ 能登半島地震においては災害関連死が直接死を上回るというショッキングな事実がある。良好な避難環境を維持することが犠牲者を増やさないために重要である。
■ 災害時は自分が生き残ることが前提である。今までの災害において救急や消防はすぐに来なかったため、住民が救出活動を行ったという事実がある。共助体制の構築も重要である。
■ 在宅避難にはメリット、デメリットがあり、デメリットが除去されて初めて在宅避難が推奨される
■ 3.質疑応答(■ Q. 松ヶ崎、■ A. 石原先生)
■ Q.携帯トイレや非常用トイレの備蓄が必要とのことだが、トイレットペーパーは必要か?防寒用にも使える可能性がある。
■ A.トイレットがあればいいが、代用できるものがあれば、他の物を備蓄することも可能である。ティッシュペーパーだと用途が多いが、流せないこともあるので、地域の実態に応じた運用が必要となる。
■ Q.商店街とのつながりが重要であるという先生のお話があった。先日、上京区の京極小学校の訓練に参加したが、京極商店街は自主防災会に積極的に協力されていて、例えば商品券を配ることで自主防災会の参加率を高めるという工夫をしていることを知った。松ヶ崎には商店街はないので代わりにスーパーのライフと提携することは考えられるか。
■ A.地元のスーパーとの提携は重要である。しかしながら大手資本のスーパーは本社との調整等もあり、地元との関係が必ずしも強くないが、地元密着のスーパーは協力的な傾向がある。店によって方針は異なるので一度、連絡して聞いてみるのがいい。
■ Q.避難場所である京都工繊大は学長が変わるので、方針が変わらないよう、継続性を持たせるよう行政にフォローして欲しい。大学保管の備蓄物資も学生向けか地域向けかのルールも不明であり、トラブルになることも予想されるが、大枠のルールを作っておきたいがいかがだろうか。
■ A.龍谷大は学生向けとは別に地域向けに備蓄物資を確保している。京都工繊大の備蓄物資のルールに関しては大学側と交渉をした方がいい。
■ Q.住民の意識を高めることが大きな課題であるが、他の地域の事例を教えて欲しい
■ A.是非これからのWSで、地域あるいは個人でどんなことができるのか、あるいは松ヶ崎の課題は何なのかということを是非考えていただき、それを計画に生かすっていうことが大事だと思う。
■ ■ 自地域での防災課題(WS形式)
ファシリテーター石原先生 30分
■4.防災講和を受けたWS
■■ 自主防災会 岩澤会長
■ スギ薬局、ライフ、コンビニなどの店舗と緊急時の連携、協力が得られるように普段からコミュニケーションを取ることが重要である。
■ 小学校で生徒が防災を学ぶ機会がもっと増えれば、家族への防災に関する周知がもっと深まると思う。
■ 雨の時の集合場所はどうするかなどの周知が十分にはされていないので、検討をする必要がある
■■ 自主防災会 山中さま
■ 山がある場所など学区の特徴と課題を洗い出していく必要がある。小学校は土砂崩れの場合、避難所として使えないので京都工繊大のみになるという想定がある。土砂崩れの際の避難所の準備について検討が必要である
■ 避難所に関してはペットの件やトイレが使えるのかといった状況をシミュレーションして準備する必要がある。
■■ 自主防災会 北村さま
■ 近所付き合いが希薄で共助が期待できない現状がある。旧街道の地区は昔からの慣習で行事の参加者もいるが、新しく開けた地区は隣近所同士も知らない。住民同士が顔見知りの関係にどうやってなるかが課題である。
■■ 自主防災会 樋口さま
■ 地域の集合場所、避難所がどこであるか住民には十分に周知されていないので、今後の周知の徹底が重要課題である。
■ 講義内容もどうやって咀嚼して町内、地域に共有するかが大事な役割である。
■ 民生委員が個々の住民の家族構成、年齢などの属性を把握することが課題である。
■ 地震、水害、土砂災害など災害の種類は多様である。松ヶ崎小学校は山のそばにあるが、土砂災害で使えなくなるリスクはどれくらいあるのかを見極める必要がある。
■■ 松ヶ崎消防分団長 河村さま
■ 想定外の雨など水害対策を真剣に考えなければならない。
■ スーパーの話が話題に出たが、飲食店も災害時は食材を持っていても意味がないので、地域に分け合うことを検討したい。
■ 独居老人の安否確認と避難方法が課題である。
■ 備蓄物資は水と食料だけではなく、カセットコンロも備蓄した方が良いという意見が出た。
■ 災害時は仮設トイレが設置されるが、断水でトイレットペーパーは流せない事態になると考えられる。したがってトイレットペーパーよりもティッシュペーパーの備蓄を優先した方がよいのではないか。
■■■■ 講評(石原先生)
ワークショップでは色々な意見が出されたが、大きく分けると5つの論点がある。
■ 1点目:地域にある事業所やスーパー、飲食店などの店舗、大学との連携が松ヶ崎において重要である。
■ 2点目:防災教育の重要性である。学校での教育は家庭にも波及し、地域が防災に強くなることにつながる。
■ 3点目:共助の重要性である。住民同士が普段から顔見知りとなり、独居老人の安否確認をするような関係になることが重要である。災害の重要性を周知して防災を入口にそのような関係を構築していくことも考えてほしい。
■ 4点目:個人での物資の備蓄に関することである。水や食料だけではなく、カセットコンロの利便性も確認された。
■ 5点目:避難所に関することである。土砂災害の際に小学校が使えなくなるケースに関する議論があった。工繊大はフル対応ができる拠点となるので地域とどのような連携をしていくかが重要である。ペットの同伴をどうするかなど大学側と交渉を進めて欲しい。土砂災害に関しては災害の中でも最も発生予測が難しいと言われている。リスクはゼロではないのでイエローゾーンやレッドゾーンなどの情報も活用して行動をしてほしい。
今後、地区防災計画を地域住民の皆さまと議論しながら作っていきたい。
■ 2025年7月31日<木>第2回・松ヶ崎自主防災会・地区防災計画策定支援・講演会・19時〜左京区役所<予定>
■■ 避難する際には、切れた電線には絶対に近づかないでください
感電する恐れがあるため、絶対!触れないでください。
<高圧線は、数メートル離れていても感電することがありますので最も注意が必要です>
<松ヶ崎学区内には、高圧線はありません。北山オートバックスと東側のコーナン付近には、高圧線がありますのでご注意ください>
■ 電線に木やアンテナ、ビニールハウス、看板などの飛来物が触れていたり、電柱が傾いているのを見つけたら、<電力会社にご連絡ください。>
■ 灯火していない信号にご注意を、
<停電により、信号が消えていることがあります。慌てず注意してお渡りください。>
■ 避難する際は、エレベーターは使用しないでください。<停電で閉じ込められる可能性があるので、乗らないようにしましょう。>
■ ぐらっときたら、最初に頭を守ること!
■■ 地震の際には、1. 頭を守る、2. 火を消す、3. ドアや窓を開ける、
<浴室やマンションに閉じ込められたら大変!>
<御所ノ内町在住の防災研究家/笹田医師のご指導です>
■ 避難する前に、絶対気をつけること!
■■ 避難する前に家電製品のプラグを抜きましょう
<火災から家を守るため有効です>
■■ 災害時、水に濡れた家電製品は使用しないでください。<水に濡れると、漏電している恐れがあります>
■■ 停電時に避難する際は、ブレーカーをOFFにしましょう 。<停電復旧時、火災を防ぐため有効です>
■■ 万一ガスくさい時は、ガス漏れ通報専用ダイヤル TEL. 0120-8-19424 <震度5以上の時は、自動的にガスが止まるようになっています、メータに赤ランプが点滅してたら自分で復帰できます!>
■■ 災害で、携帯が全く繋がらなくなった際には、数時間後に緊急Wi-Fiがスタートします。ご記憶ください、、、<NTTと携帯3社共同の2重の準備がされています>
■■ 電柱、電線、高圧線の切断など電気関連の危険箇所を発見したらすぐ、こちらへ、
■■ 近くで水道管の破裂など緊急を要する水関連のダイヤルは、こちら
■■■■ 突然の松ヶ崎学区の避難所開設の際は、状況をここで随時公開します。
■■ お住いの地域の避難開始情報は、まずヤフーのトップページで発表されます。
京都市防災危機管理情報館 ▶ 現在の緊急情報
河川情報 ▶ 現在の防災カメラ水位情報
■■ NHKあなたの天気・防災 ▶ NHK あなたの天気・防災(左京区)
■■ NHKニュース・防災アプリダウンロード ▶ NHK ニュース・防災アプリ NHK NEWS WEB
■■ みんなで助かるコール京都版 ▶ みんなで助かるコール【京都局版】
■■ 水害から命と暮らしを守る・動画 ▶ 水害から命と暮らしを守るNHK動画
■■ 松ヶ崎駅東出口付近の交差点角に想定浸水位を示すプレートが設置されました。
■■ 昭和十年京都大水害の様子を京都市消防局が公開しています。▶ 詳しくはこちら
■■ 昭和十年京都大水害の時は、松ヶ崎も浸水しました。その時の浸水マップが公開されています。▶ 詳しくはこちら
■■ 京都には、180年前から大きな地震がきていないため、地震のない場所のような錯覚を持ってしまいます。過去には、いろいろありました。▶ 詳しくはこちら
■■ 京都市の防災危機管理室より何を準備するのか考える動画がアップされました。<マイタイムライン>
■■ 火災から命を守る手段
■■■■京都市消防局制作の避難動画が素晴らしい、▶ 外出先で知らない場所から避難する際のマニュアル
■■ Facebookで”松ヶ崎自主防災会”とご検索ください。▶ こちらから
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